本棚の記憶

読書日記という名のメモ帳

1分間瞑想法 [吉田昌生]

【説明】
出版社 ‏ : ‎ フォレスト出版
発売日 ‏ : ‎ 2016/10/21
単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 213ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4894517337
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4894517332

目次

第1章 1分間瞑想法の基本
第2章 「気づく力」を高める1分間瞑想法
第3章 思考を整える1分間瞑想法
第4章 感情を整える1分間瞑想法
第5章 身体を整える1分間瞑想法
第6章 環境と人間関係を整える1分間瞑想法
第7章 自分に自信を持つ1分間瞑想法


「今、ここ」にある時間を増やしていくのがマインドフルネス

マインドフルネスは「今」という瞬間に常に注意を向けて、
あるがままに観察する「気づきのトレーニング」です。

「瞬間、瞬間の体験に対して、今この瞬間に、判断しないで、
意図的に注意を払うことによって実現される気づき」つまり、

「今、ここ」+「ジャッジしない」=「気づいている状態」

この「気づく力(アウェアネス)」がマインドフルネスです。
マインドフルネスは繰り返し繰り返し「今、ここ」に意識を向けていき、
「今、ここ」にある時間を増やしていく取り組みです。

「ジャッジしない」とは、評価や判断を入れずに、ありのまま観察することです。
「あ〜雑念だらけでダメだ」これもジャッジです。

マインドフルネスで大事なのが、この無意識のジャッジをあえてしないこと。
つまり、目の前で起こったことに「いい、悪いを判断しない」
「言葉で意味をつけたり解釈したりしない」ということです。

なぜ「気づく」ことで内面が変わるのか?
「瞑想をすると何がいいんですか?」と聞かれたら、私はこう答えます。
それは、内面で起こっていることに「気づく力」が高まることです、と。

では、なぜ「気づく」ことで自分の内面が変わるのか、その仕組みを見ていきます。
私たちは通常、自動的に湧いてくる「思考」や、それによって発生する「感情」と一体化しています。
そして、その「思考」や「感情」のほとんどは、過去の経験から無意識のパターンになっています。
つまり「条件づけ」されているわけです。

たとえば「考えたくないのに、また昔のつらかった失敗経験を思い出し、
わざわざイヤな気分を味わっていた」ということはありませんか?
このようなイヤな思いや感情は、無意識に、自動的に起こります。
そして、それに巻き込まれていることに気づいてさえいません。

しかし「気づいた瞬間」に自分と「思考」や「感情」との間に、
少しだけ「スペース」が生まれます。すると、ネガティブな「思考」や「感情」も、
少し離れたところから俯瞰して見ることができるのです。


瞑想をすると共感能力が高まる

①感情や思考をコントロールしやすくなる
②他人の感情に共感する力が高まり、よい人間関係を築くことができる

この2つの恩恵を期待することができるということです。
まとめると、瞑想をすることで「自分の感情に気づき、調整する力」と、
「他人の感情に気づき、共感する力」が高まるのです。
このような能力は仕事をする上でも、豊かな人間関係を築く上でも、役立ちます。


「無」にならなくていい

マインドフルネスの目的は「気づく」ことです。
「気づき」が連続することで「無」になることはありますが「無」になることが目的ではありません。
雑念が湧いても、それに気づいて、再び集中すればいいのです。

瞑想で大切なことは、次の2つです。

①感覚に集中すること
②集中が途切れたことに気づくこと



「考える」から「感じる」へ

マインドフルネス瞑想は雑念に気づいたら、受け流し「感覚」に意識を向ける練習です。
あなたも瞑想中「考えている」ことに気づいたら、ジャッジせず
「感じる」に意識を切り替えていきましょう。

そもそも、私たちの心には大きく分けて2種類あります。

それは「感じる」と「考える」です。
そして、私たちの「感じる」と「考える」は、まるでシーソーのように反比例する傾向にあります。
何かを考えているときには感じる力が衰え、感じているときには考える力は衰える関係にあります。

瞑想で「今、ここ」に100%集中しているとき、頭の中が空っぽになります。
「無我の境地」や「空」などと言われます。

集中力が高まると、今やっていること、その行為そのものに「快」を感じますよね。
瞑想で目指すべきなのは、この一心不乱、無我夢中に没頭した状態です。


幸福度の高め方

不満や嫉妬などのネガティブな考え方に気づいたら、それを手放し、
自分が与えられているもの、恵まれていることを数えたり、
感謝したりすることを習慣にすることでも幸福感は高まるのです。

人の役に立つことや、親切にすることを意識したり、ただ他人の幸せを願ったり、
思いやりや分かち合いの気持ちを感じるだけでも幸せを感じやすくなります。
このように、日々の中に小さな行動や思考習慣を増やすことは簡単ですし、即効性があります。


幸福度を下げるダメな思考習慣

たとえば、コップに水を満たそうとしたとき、もしもコップに穴があいていたら、
なかなかいっぱいになりませんよね。まずは、漏れている穴を塞ぐことが先決です。
漏れている穴を塞いでから、水を注ぐとコップいっぱいに水を満たすことができます。

幸せも同じ。内側を満たすには、まず漏れている穴をふさがなければいけません。
幸福度を下げる思考習慣を手放してから、幸福度を高める思考習慣を手に入れましょう。

では穴(=幸福度を下げる思考習慣)とはどのようなものでしょう?
ずばり「反芻」と「自分責め」です。

「反芻」とは、終わったことを何度も繰り返し頭の中で再生させて、
イヤな気分を味わうことです。うつ病の原因とも言われています。

「自分責め」とは、自信をなくすような思考や、元気ややる気を失わせるような思考のくせです。
この2つが、まずやめるべき思考習慣です。

ただ気づくだけで、そのくせが緩み、どんどん楽になります。


「過去」と「未来」に振り回されない

「過去」と「未来」に振り回されないためには
「過去」と「未来」に意識が向かっていることに気づくこと。
そして「今、ここ」にあることが大切です。

ではどうすれば「今、ここ」にあることができるのでしょう?
それは繰り返しお伝えしていることですが「呼吸」です。
呼吸は船のイカリのような役割をします。
呼吸の感覚に意識を向けることで「今、ここ」とつながることができるのです。


今、この瞬間の「呼吸」の感覚を意識することで
「マインドレスネス」から「マインドフルネス」に切り替わります。
頭の中のバーチャルな世界から「今、ここ」の現実に意識を引き戻すことができるようになります。
この繰り返しで「反芻」する思考ぐせは激減していくはずです。


自分を責めない、と決める

自分を責める声を減らすには、まず「気づく」ことが必要です。
「自分が自分を責めている」そんなマゾ的なところがあることをまず自覚することで、
自分責めのくせが激減していきます。

さらに言うと、責めている自分を責めないこと。
ジャッジしている自分をジャッジしないようにしましょう。
ジャッジしていること自体をジャッジしていては、自分責めのサイクルが終わることはありません。
ジャッジの無限ループを止めましょう。

つまりそれは自己受容すること、ありのまま受容することです。
ジャッジしないとは、否定も肯定もせず、受け入れ、理解することです。

このように、そんな自分をそのまま受け入れるのが、自己受容です。
「気づき」と「受容」をくり返すだけで、ネガティブな思考ぐせは緩んでいきます。

ここまでの話をまとめると、
自分や他人を批判するような思考・会話・妄想・雑念はエネルギーの浪費になります。
自分を不幸にする思考や言葉に気づいたら手放しましょう。


代わりに、前向きな言葉(脳内会話、セルフトーク)でエネルギーを溜めましょう。
たとえば「幸せだなぁ」「ついてるなぁ」「今日もありがたいなぁ」「愛しているよ」など、
意識的につぶやいてみてください。


感情ぐせのパターン化

ネガティブな感情を無視して、放置しておくと、どんどん苦しくなります。
なぜなら、無意識の反応はパターン化するからです。つまり、くせになってしまうのです。

先に挙げたような感情ぐせを放置しておくと、あなたの心の深層に刻まれ、
どんどん成長していきます。何かあるたびにその感情が顔を出し、やがて性格になります。
これが「パターン化」です。

パターン化すると、まるで操り人形のように
「こういうときはこう反応する」といったような自動操縦モードになります。
たとえば、怒りを引きずりやすい人は、怒りっぽい性格になりますし、
人のせいにする人は、いつも人のせいにするように被害者意識が強くなったりします。

本人は「好きでそうなったのではない!」と思うかもしれません。
しかし、無意識にせよ、意識的にせよ、自分でその考え方や行動を繰り返した結果、
それがくせになり、性格になっているのです。


最初は、小さな獣道も、繰り返し人が通ると、踏み固められて、
やがてしっかりとした道になるイメージです。

脳の回路も道と同じです。
最初はちょっとした考えぐせも、繰り返し繰り返し同じ反応をすることで、
そう考えるのが当たり前のように感じるようになります。

このようなパターンを仏教では「カルマ」と言います。

「カルマ」とは「過去(世)においてなした行為は、
よい行為にせよ、悪い行為にせよ、いずれ必ず自分に返ってくる」
という因果応報の法則のことです。

これまでの人生での経験の記憶は、表面上、忘れたように見えても、
心の奥底、深層意識には蓄積しており、それらは目には見えない「思い込み」となって残ります。
「思い込み」とは、先入観、固定観念、偏見、こだわり、執着、トラウマ……
などと言ってもいいかもしれません。

大人になって、様々な経験をすればするほど、
そのような見えない「思い込み」によって、
現実をあるがままに認識するのが難しくなってしまうのです。

このように潜在意識に蓄積した記憶や思い込みによって、
行動やチャレンジができない、人とうまく付き合えないといったことの原因にもなります。

・考えたくないのに、イヤなことを考えてしまう

・やめようと思っているのに、ついやってしまう

・なんでかわからないけど、こういう人を見るとイライラする

そんな場合も、この「カルマ」が働いていると考えてみましょう。


思考を意識的に選択できるようになる

マインドフルネス瞑想は
「心に自動的に浮かぶ思考や感情に反応せず、少し引いたところからありのまま観察する」という練習です。
自分の心を見る習慣を持つことで、ネガティブであれ、ポジティブであれ、
思考は流れる雲のようなものと捉えることができるようになります。

すると、最初に、自動的に湧いてきた思いをすぐにつかむのではなく、
たくさんの可能性の中から、どの思考をつかむか、意識的に選択できるようになるのです。


【説明】
出版社 ‏ : ‎ フォレスト出版
発売日 ‏ : ‎ 2016/10/21
単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 213ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4894517337
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4894517332


1分間の瞑想法で、思考、感情、身体、環境と人間関係、
自信を整えることができます。

⑦ 本当の幸せをつかむ7つの鍵 [ディーパック・チョプラ]

出版社 ‏ : ‎ サンマーク出版
発売日 ‏ : ‎ 2010/4/21
単行本 ‏ : ‎ 191ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4763130331
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4763130334

目次

はじめに-最後にして最大の幸福論
第1の鍵 自分の体を意識する
第2の鍵 ほんとうの自尊心を見つける
第3の鍵 人生の毒素を排出する
第4の鍵 自分が正しいと主張しない
第5の鍵 「今、ここ」に意識を集中する
第6の鍵 自分のなかに世界を見る
第7の鍵 悟りに向けた人生
おわりに-幸福が世界を癒す


第7の鍵 悟りに向けた人生

悟りを求めること、それはほんとうの自分を取り戻すことです。
悟りとは、最も覚醒した、一番自然な状態のことです。

なぜなら、あなたはこの悟りから生まれてきたからです。
その故郷は深遠な愛、安らぎ、喜びであふれています。

そこに戻った瞬間、あなたは自分が神とひとつであることに気づき
「幸せになりたい」という欲望がやっと叶えられるということに気づきます。
十分に目覚めることによって訪れる自由こそが、もっとも深い願望だったのです。

成就するとは、日常の経験を超越することです。
あなたが追及するのは、幸福ではなく至福です。

今、意識を自分の体に拡大していってください。
自分の体を一連の感覚 - 手足の重み、息の出入り、走った時の鼓動 - として体験してみるのです。

しかしこの感覚のいずれも、CATスキャンやMRIのような先進的な
逓増装置を利用しても、あなたの脳の中には見つけることはできません。
すなわち、体もあなたの意識の中に存在しているのです。
ほかに体を体験している場所はどこにもないのです。

色、音、味、匂いに関するすべてのものは
どこから見ても現実のように見えますが、この世界はどこにあるのでしょう?

宇宙の果てまであなたが体験できるあらゆるものは、意識の中に存在しているのです。

自分の永久の住居を見つけるためには、この意識が存在する場所を
突き止める必要があります。

私たちはいたることろにいるテレビの仕組みを考えてください。
送信機からの信号があるから、その映像が映し出されるのです。

このような信号はいたるところに存在しています。
あなたの意識は、この信号のようにいたるところに存在しているのです。
ということは、あなたもいたることろに偏在しているということになります。


私たちは神とともに現実を創り出している

あなたは創造の源(神)である非常に微細な領域で、
バラバラの世界をひとつに組織しています。
あなたは神と一緒に現実を創り出しているのです。
現実を生み出すために、努力する必要はありません。

悟るということは、この単純な事実に調和することなのです。
創造を支援するものとして、あなたの役割は存在することであり、ほかのなにものでもありません。
この事実に気づくことで、人生は努力しなくてもよくなります。

今、あなたは目標を知り、至福の状態に続いてる道を歩んでいるかどうか
確認するため毎日、次の指標を参照してください。

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1.人生が努力しなくても自然に流れていく

2.愛が人生を送るための原動力になっていく

3.創造と創造の隠された源に気付くようになってくる

4.人生の中でよりすばらしい指針を受け入れられるようになる

5.自分の下した選択が、自分も、周りのすべての人にも役に立っている

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これらの指標は「あなたが行くところはどこでも、幸福の輪が広がっていくこと」
というひとつの言葉にまとめることができるでしょう。

世界があなたの中に存在しているほんとうの自己に気づくだけで、
あなたはやすやすと宇宙の意識に向かっていけるでしょう。
この意識は、あなたの体や脳が休んでいる時でも、1日24時間、しっかり目を覚ましています。

次に、あなたはすべてが光でできた神の意識へとステージを上げていくでしょう。
この段階ではあなたのすべての目標、経験、思考から神々しさが広がっていきます。


悟りこそがほんとうの目的地

最後に、あなたがたどり着くのが統一意識です。
そこではあらゆる分割や分離は消えてなくなります。
すべての瞬間に永遠が溶け込み、あらゆる経験が宇宙と共有されます。

悟りを、よく言われているような神秘的状態と考えてはいけません。
実際に、意識は自然に拡大していきます。
至福の状態は、あなたが生まれながらに持っている権利です。

意識があなたのほんとうの家であるなら、悟りこそほんとうの目的地なのです。


出版社 ‏ : ‎ サンマーク出版
発売日 ‏ : ‎ 2010/4/21
単行本 ‏ : ‎ 191ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4763130331
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4763130334


成就するとは、日常の経験を超越することです。
あなたが追及するのは、幸福ではなく至福です。

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284.png 本当の幸せをつかむ7つの鍵 他の記事

①&② 本当の幸せをつかむ7つの鍵
③&④ 本当の幸せをつかむ7つの鍵
⑤ 本当の幸せをつかむ7つの鍵
⑥ 本当の幸せをつかむ7つの鍵
⑦ 本当の幸せをつかむ7つの鍵

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⑥ 本当の幸せをつかむ7つの鍵 [ディーパック・チョプラ]

出版社 ‏ : ‎ サンマーク出版
発売日 ‏ : ‎ 2010/4/21
単行本 ‏ : ‎ 191ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4763130331
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4763130334

目次

はじめに-最後にして最大の幸福論
第1の鍵 自分の体を意識する
第2の鍵 ほんとうの自尊心を見つける
第3の鍵 人生の毒素を排出する
第4の鍵 自分が正しいと主張しない
第5の鍵 「今、ここ」に意識を集中する
第6の鍵 自分のなかに世界を見る
第7の鍵 悟りに向けた人生
おわりに-幸福が世界を癒す


第6の鍵 自分の中に世界を見る

自分自身の中に世界を見られるようになるとき、
幸せの邪魔をする外部の障害はもはやなくなります。

内面と外面の世界は、お互いの姿を映し出す鏡です。
この二つの世界は、あなたの意識レベルに従って変わっていきます。

あなたが恐怖で場を振動させているのなら、思考や感情の内的世界と
出来事や人間関係の外的世界とは、どちらも恐怖を反映した姿となるでしょう。

しかし、意識が愛のレベルで振動しているなら、
内界と外界はどちらも愛を反映する世界になるでしょう。

心の一番深い層に達したとき、幸福や豊かさの流れが現れてきます。

人生の中に幸せがなかなか訪れないのは、いったいなぜなのでしょう?
それは意識のもっとも深い層のことを理解していないからです。
あらゆる贈り物を手元に引き寄せるためには、次の状態を真実として受け入れる必要があります。

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意識はいたるところに存在している。
意識は驚くほどの柔軟性をもっている。
現実は意識の状態によって変わっていく。


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意識は脳の内部の出来事ではありません。
内面世界と外面世界、この2つの世界を創っているのはあなたなのです。
自分の周りに起こっている出来事が嫌でも「それを改めよう」としてはいけません。

鏡に見えているものを変えるためには、
源から新しいメッセージが送られてくるようにしなくてはなりません。


時空間の中で発生するあらゆる出来事を構想し、捜査して、創り出すために、
時空を超えた定常状態が存在しています。思考や出来事はこの世の中に現れる前、
この定常状態のなかに種として植えられているのです。

量子物理学は「心の中の」思考は「外界にある」電子や光子とまったく同じように、
この定常状態から生まれてくることを認めています。

意識はいたるところに浸透しています。
それは4つの基本的レベルで変化を創り出すために働いています。
そのレベルとは、存在すること、感じること、考えること、実行することです。

意識の最高段階は「純粋な存在」と呼ばれています。
この意識状態に達したとき、思考と行動にもその特質が現れてくるでしょう。
静けさの中で、あなたは定常状態と触れ合います。
純粋な存在のレベルで生きていると、人生のもっとも深い価値に目覚めていきます。

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1 愛情のこもった親切(慈愛)
2 思いやり
3 人の成功を喜ぶこと
4 落着き、安らぎ


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これらは人間が施行の最高レベルに達したとき、感情レベルに存在している特質です。

純粋な存在の中に身を置くことが、愛するということの本質であり、この状態にいるとき、
内面や外面の現実は、ありのままの状態を映すほかなくなるのです。

ひとつの源から流れてくるこの現実の映像は、あらゆるレベルを根本的に変えてくれます。

最高の思考レベルでは、源から喜びや思いやりの感情のこもった創造力が
絶え間なく流れてきます。その最終的結果が行動です。

スピリチュアルな道を歩むために必要な作業は、ほぼ2つのことに集約できます。
それは障害を取り除くことと、意識のもっとも深い層に到達することです。
このような方法が、本当の自己に戻るための通路を開き、エゴの抵抗を排除します。

難しいと感じるなら、自分の息を観察してください。
ごく自然に息に注意を向けてみると、心が徐々に穏やかになっていくはずです。
息はもっとも繊細な身体反応ですが、意識の動きを反映しているのです。

自分の息を観察していれば、ほんとうの感情や反応は隠せなくなります。
しばらく観察してみることで、あなたは穏やかで、意識が集中していくのを感じるでしょう。
雑念がなくなり、外部のストレスもあまり脅威には思えなくなります。
あなたの存在レベルの振動が実際に変化したからです。

静寂な状態を多少経験すれば、最高の感情レベルにアクセスすることができます。

愛の状態、深く愛されている状態に浸ってください。
この感情にしっかりつながることができたら、最も深い意識の層から指標を求めてください。
創造的洞察か、重要な気づきのどちらかで答えが返ってくるでしょう。

あなたが実行しなくてはいけないのは、最高の意識レベル
(存在すること、感じること、考えること、実行すること)を次々に展開させていくことです。


自分の源から生きるとは、内面と外界を結びつけることです。
それはこの2つの現実をともに超越し、思考に宇宙の力そのものを注ぐことなのです。


出版社 ‏ : ‎ サンマーク出版
発売日 ‏ : ‎ 2010/4/21
単行本 ‏ : ‎ 191ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4763130331
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4763130334


純粋な存在のレベルで生きていると、人生のもっとも深い価値に目覚めていきます。

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284.png 本当の幸せをつかむ7つの鍵 他の記事

①&② 本当の幸せをつかむ7つの鍵
③&④ 本当の幸せをつかむ7つの鍵
⑤ 本当の幸せをつかむ7つの鍵
⑥ 本当の幸せをつかむ7つの鍵
⑦ 本当の幸せをつかむ7つの鍵

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