わかっちゃった人たち 悟りについて普通の7人が語ったこと - 2020.05.03 Sun
単行本(ソフトカバー): 192ページ
出版社: ブイツーソリューション
ISBN-10: 4434187945
ISBN-13: 978-4434187940
発売日: 2014/1/21
出版社: ブイツーソリューション
ISBN-10: 4434187945
ISBN-13: 978-4434187940
発売日: 2014/1/21

第1章 おしまい
第2章 わたしは木
第3章 オーストラリアはない
第4章 まったくの自由、まったくの無秩序
第5章 海であること
第6章 豆を数える人
第7章 ティースプーンもスピリチュアル

というのも、そもそも個人は初めから「源泉」の完璧な現れだからだ。
探しているものがまさに目の前で自分の顔をじっと見つめているのに、それに気づかない。
なぜかと言えば、探求するのに忙しすぎて、それどころじゃないのだ。
あまりに上手く隠されていて、あらゆるものとして現れているのに、人にはそれが見えないのだ。

子どもの頃の話をしているとしたら、それは実際のところは今この瞬間にでっちあげられている空想なんです。
その空想にはまったく何の現実性もありません。今があって、目の前のものごとは今起こっています。
それ以外はただの観念、空想にすぎないんです。
過去に何かが起こったこともなければ、未来に何かが起こることもありえません。
実際に存在している今は、たったひとつだけです。
必要なことはすべてやってきます。
一生懸命取り組むべきかどうかとか、努力した方がいいのかどうかと悩まなくてもいいんです。
宇宙はどの瞬間にも一人一人に必要なものを正確に与えています。
それが自分の気に入るかどうかは別として。

人生で変わったことは何もない。
でも、変わったことがあるとすると、心配がなくなって
不安もなくなったということかな。
何についても悩まないし、何も心配はない。
自分は劇の中のただの登場人物で、いろんなことが自分の周りで起こり続けて、
自分は登場人物のひとりとしてそれなりのやり方でそういうことに反応していくだろう、
っていう認識があるんだ。そのとき自分に選択する自由はない。それで問題ない。
どんなことが起ころうが問題ない。いずれにしても自分にはまるで関係ないことなんだから。
ものごとの見かけのう上でそういうことがただ起こっているだけで、
このキャラクターは特有のやり方で行動するということ。
でもそこに気づきがあって、気づき以上のものなんだけど、言ってみればこんな感じ。
「これは起こっている。でも自分に起こっているわけではない」
あらゆることが起こっていて、そのあらゆるものが自分なんだ。
存在しているのはひとつだけなのに、まるで複数のものが存在しているみたいに現れてるってこと。
でも実際あるのはいつでもただひとつのものだけなんだ。何も分離してない。

僕は緊張が好きなんだ。感情を感じたい。
もし自分の彼女が自分以外の人に惹かれたとしたら心配も苦痛も感じたいんだ。
悲劇的なことが起こったら、生きてる気がするし、それをどうにかしたい。
「生じるものが何であれ、その中にすっかりくつろぐということ。
何であれ迎え入れて、何であれ愛する」

恐れの一つは、自分をひとりの人間として成り立たせているものを失うんじゃないかっていう恐れなんです。
自分を自分にしているものの本質を失ってしまうのが怖いんです。
でも本当に愉快なんですけれど、これは失うどころか、もっと自分自身になるっていう事なんです。
それは以前だったら無理だったような状況でも、完全に、それから楽しく自分自身でいるっていう
感覚をすごく感じるということです。すべてがそのままで大丈夫。

起こることすべてを受け入れて感じる。
否定したり拒否したりしない。
何であれそのままを受け入れる。
格闘ゲームでいったらノーガード。
すべてをくらい続けていく。
その経験を経て、どう在りたいかを意図する。
現状を受け入れつつ、否定せず、在りたい結果のみにフォーカスする。
すべての経験をそのまま見る。
単行本(ソフトカバー): 192ページ
出版社: ブイツーソリューション
ISBN-10: 4434187945
ISBN-13: 978-4434187940
発売日: 2014/1/21
出版社: ブイツーソリューション
ISBN-10: 4434187945
ISBN-13: 978-4434187940
発売日: 2014/1/21

自分に起こった目覚めや悟りと呼ばれるシフトについて、普通に生活している7人が経験を率直に語った。
そのとき何がわかり、何が変わるのか?
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