思考の散歩 第二集: ~心が観る景色で現実は変わる~ - 2020.05.20 Wed
フォーマット: Kindle版
ファイルサイズ: 2872 KB
推定ページ数: 100 ページ
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ASIN: B01E2MEQ2O
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・譲れないモノと時間
・心から欲しいと思う事に
・人を動かす 人生を動かす
・情動を暴走させない
・全方向にハッピーを置く
・正しい勝ち方
・自分の無意識に聞かせる夢 他

人間は真実を見ているのでは無く、自分が真実と信じているものを見ています。
今感じて見ている世界は所詮一つの部屋から眺めているだけの景色と言えます。
そこから移動すれば当然また違うリアリティの景色も見えるという事です。
言わば心も移動して散歩が出来るという事ですね。
そして心が自由自在に移動出来る事こそが「本当の自分らしさ」の礎ではないでしょうか。

自分の思い通りに行かない事は多々あります。
この時、問題を解決する為には 前頭前野(思考や創造性を担う脳の中枢)を働かせて
自分の欲しい結果に理性的に向い、 本来の目的を達成する道を選んでいくだけです。
理不尽だと感じる事も理性的に問題を解決し 目的達成すれば、納得出来ます。
理不尽だと感じる事を受け入れるという事ではありません。
冷静に思考して道を探すだけです。
それは正しく怒る方法と言っても良いでしょう。

調子の良く無い事がダメなのでは無くて、
調子の良く無い事をダメだと考える事がダメなだけです。
例えば、夢の中では臨場感を感じているのでそこで起こる事は現実だと認識していますが、
夢の中で(これは夢だな)と気付く事があります。明晰夢と言うものですが
そうなると夢の中の現実がコントロールできる様になります。
同じ様にマインドも時には揺らぐと理解して自分の状態を客観的に観ていれば、
調子の良く無い時は(今はらしく無いだけだ。)と考えられ、
焦りや失望などは必要の無いものと捉える事ができます。
自己評価を下げるという事はなんの意味もありません。

私はここ何年間決まって、ジルベスターコンサートと言う
オーケストラの生中継を見て新年を迎えています。
どのようなプログラムかと言うと、新年に向かって約二〇分から一五分ほど前から
オーケストラの曲が演奏開始され、最後の指揮棒が振り下ろされ曲が終了した瞬間に
新年の〇時〇分〇秒で、コンサートホールでは紙吹雪が舞い散ると言う演奏会の生中継になっています。
これは指揮者にとっては相当なプレッシャーがかかるはずです、
その緊張感も見どころの一つになっているのですが、
長い曲を一秒の狂いもなくそのタイミングで終わらせると言うのは
至難の業だと言う事は容易に想像できるのでは無いでしょうか。
【この時指揮者の時間の流れ方は未来から過去に流れているのでしょう 】
瞬間、瞬間、現状や過去を前提に未来に向かっていれば
未来の結果は現状や過去によって決まってしまいます。
何時何分に終わるかは現状や過去に縛られます。
しかし時間は未来から過去に向かって流れているのです。
現状や過去は二度と戻って来ません。
指揮者にとって新年になる瞬間と言う未来だけが今に到達すべく流れてくるだけなのです、
現状リズムが狂おうが、走りすぎようが、ゴールは影響を受けないのです。
ゴールに合わせて今を作っていくだけです、
そうすれば未来は今に成るのです。
これは私たちが日々生きているのと同じ事です。
現状や過去に引きずられ明日が知れた変わらぬものになるのか
未来にゴール設定をしたからこその今日という日があるのか。
時間の流れは未来から過去に。
過去は変える事は出来ません。
働きかけられるのは未来だけなのです。
未来を見つめてみましょう。
そうすれば未来は今日になり紙吹雪が舞う見事なゴール達成の瞬間が生まれるのです。
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自由自在に心が移動して世界を見たとき、
現状の外側に夢やゴールを持ち、自分の望む変化が出来ると知る事が出来ます。
そして、現実は心の使い方でいくらでも変えていけると感じて頂ければ幸いです。
- tag:三木学