本棚の記憶

目次

第１章　ハートのロイヤル・フラッシュ　私の生い立ち
第２章　実践準備　初めての念力の旅
第３章　教える準備が整った初の「インナー・ベガス・アドベンチャー」ワークショップ
第４章　具現化と創造の二乗　金属を曲げ、種を発芽させる


小さな成功を目指し、大局は神に委ねる

絶望のさなかにあるときに、宝くじに大当たりするような
大きな幸運が舞い込むこともある。
こんな幸運を招く一番のコツは、自分がそれにふさわしいと感じ、
奇跡の存在を信じ、求め、それが自分に訪れるのを許すことではないかと思う。

一番いいアプローチは、小さな成功を目指し、大きな成功については宇宙や神様に委ねてしまうこと。
宇宙は私たちをサポートしたい豊かさを与えたいと願っているが
私たちが自分のやり方を手放すことを求めている。

大きな成功を目指すのは至難の業だ。
エゴがとことん首を突っ込んでくるからだ。
不足感を強く覚えている時に、大きな勝利を引き寄せるのはまず不可能なのだ。

「楽しいことをする時間が足りない」と感じているなら、
逆に、他の人を助けることに時間を割いてみるといい。
人に関心を寄せたり、エネルギーや元気をあげるのもよいだろう。

あなたが惜しみなく与えているものが、
さらにふんだんに人生に姿を現すからだ。

お金を握りしめすぎると、循環しなくなる。
「足りない」と感じるとさらに足りなくなることが多い。
(そこには、失ったり奪われたりすることへの不安がある)

今持っている幸せに心から感謝すれば、自然と惜しみなく与えられるはずだ。
そして、感謝の気持ちは、念力や豊かさを生み出す、とてもパワフルなエネルギーなのだ。


魔法のような生き方

エネルギーを高く保ち、ハートを開いていれば、人生にプラスになるような
大事な決断をするときに、いくつものサインやシンクロがうまく導いてくれる。
直感に従う勇気を持ちさえすれば、たいてい、最高の幸せが待っていてくれる。

これはまさに魔法のような生き方だ。
宇宙がいつもそこにいて、サポートしてくれるのだから。


「豊かさのエクササイズ」

寝る前に「豊かさを生み出す邪魔をする、すべてのものを深く癒せますように」
とお願いしておく。


心に刻んでいるルール

「きちんと準備をする」
「高いエネルギーに身を置き、グラウンディングする」
「すべてがスムーズに流れていく」
「いらいらしているときは、即立ち止まり、何が起こっているのかを理解し、自分を取り戻すこと」
「宇宙は、自分の思考と感情に応じて、あるべきように展開している」ことを信頼する。


エネルギーをスムーズに流すには

起こっていることを誰かと分かち合い、
相手の反応に心から耳を傾ければ、事態は変わっていく。

サイコロを投げているうちに、八と六の本質や気質、気分をはっきりと感じることができたのだ。

私は、数字とひとつになっていた。
八は生き物か、意識のように感じられた。
好奇心が沸いてくるのを抑えられなかった。
他の数字とも、これほど深いレベルで感じ合えるのだろうかと。

エネルギーをスムーズに流すには、深刻になりすぎないこと、
手放すことを学ぶことが大切だ。

念力を上手く用いるには、まず願いを極力明確にして尚且つネガティブな感情を静め、
自分がその理想の状況に相応しい人間だと思うこと。
そしてグラウンディングをしっかり行い今この瞬間に集中することだ。

これからは、現実は自分が作っているということを深く心に留めておこう。

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